大阪大学エマージングサイエンスデザインR3センター

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高度学際教育プログラム(博士前期課程用:大学院高度副プログラム) 趣旨と履修の指針

趣旨

大阪大学大学院の各部局で従来個別に実施してきた学際性の極めて強いナノサイエンス・ナノテクノロジーに関連する大学院講義を部局横断型に再編統合し、複数の高度学際教育プログラムを編成してあります。ナノサイエンス・ナノテクノロジーに関わる学生が広く聴講すべき基盤講義(基盤講義群)、個々の分野の専門性が強い講義(専門講義群)、及び、研究者として巣立つための講義群(アドバンス講義群)に分類して、全学の学生に対して履修を推奨します。このプログラムでは「ナノテクキャリアアップ特論」・「集中講義」を付加した講義のみならず部局横断的な演習、実験を含めた高度実習訓練を行うことを特徴としています。これらの高度学際教育プログラムの履修により、従来の専門領域に加えてナノサイエンス・ナノテクノロジーの体系化された幅広い知識を修得させ、よって有能なナノ関連分野の基礎研究開発能力を持つ人材の育成を目的としています。
 
 尚、平成24年度より、文系出身者向けのコース⑥「ナノテク文理融合プログラム」では、ナノテクキャリアアップ特論(必修)、ナノテクノロジー社会受容特論A、及び同B、ナノテクノロジーデザイン特論A、及び同B、科学技術移転論の講義科目とナノサイエンス・ナノテクノロジー高度学際教育研究訓練プログラム(博士前期課程高度学際教育)「ナノマテリアル・ナノデバイスデザイン学」「ナノエレクトロニクス・ナノ材料学」「超分子ナノバイオプロセス学」「ナノ構造・機能計測解析学」「ナノフォトニクス学」、以上の5つのコースの中から実習1科目(必修)を選択すれば、理系専門科目を必ずしも履修しなくてもプログラム修了が可能ですので、受講を推奨します。

履修の指針

大学院向けの高度学際教育プログラム(博士前期課程 大学院高度副プログラム)として、以下の6つのコースを実施します。なお、ナノテクキャリアップ特論は必修科目です。
科目などの詳細については 「令和6年度大阪大学大学院副専攻・高度副プログラム」→副専攻・高度副・科目等履修生高度プログラム  ここの検索画面で、年度を2024、キーワードを「ナノマテリアル・ナノデバイスデザイン学」(あるいは、他のコース名)を入れて検索してください。

  1. ナノマテリアル・ナノデバイスデザイン学
  2. ナノエレクトロニクス・ナノ材料学
  3. 超分子ナノバイオプロセス学
  4. ナノ構造・機能計測解析学
  5. ナノフォトニクス学
  6. ナノテク文理融合プログラム

※本プログラム修了認定は1つのコースの中から講義科目8単位(うち所属の専攻または領域の授業科目にない講義科目4単位以上を含む)、および集中実習科目1単位以上を修得したものを対象とします。
※高度副プログラムとしての修了には専攻の修了に必要な最低単位数以外に4単位以上を修得する必要があります。(34単位以上)
 
 本プログラムで認定された単位でも、各研究科において定められた規程(学生便覧参照)により所属専攻(主専攻)の修了要件単位とならない場合があるのでKOANのWeb履修登録の際に所属研究科で必要な判定を受けるよう注意して下さい。

 履修要項や登録方法は、「令和6年度大阪大学大学院副専攻・高度副プログラム」を参照してください。